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21年ぶりにアウディ『A2』復活! 今度こそ日本導入? 次世代はBEVになる
アウディが現在開発中の“ベイビーe-tron”こと、『A2 e-tron』市販型の最新プロトタイプを、カメラが捉えた。かつてアウディの最小モデルは、『A2』という個性の強い外観を備えたコンパクトハッチバックだった。それから約20年が経ち、BEVで復活を遂げそうだ。
厳密には後継車ではないものの、アウディでは初代A2の雰囲気と個性的なスタイリングを一部取り入れたA2 e-tronの開発を進めている。数か月前に公道テスト走行の様子が目撃され、新たにニュルブルクリンクで捉えられたプロトタイプは、その独特なデザインが以前よりもさらに際立っている。
A2 e-tronの最新プロトタイプは、高く丸みを帯びたルーフがいっそう目立つようになった。A2 e-tronのデザインが初代A2と最も似ている点は、この風変わりなルーフラインだ。正直なところ、初代A2との共通点が見られるだけでも驚きだ。
ノーズは完全に電気自動車。ラジエーターへ空気を流す開放型グリルの場所は、大きなシルバーのパネルが塞いだ。その下の開口部は、空調システムへの空気導入と、バッテリーとモーターの冷却を目的とする。
さらにノーズでは、チェッカー模様のLEDアクセントライトがはっきりと見える。その上にあるのはヘッドライトのようだが、これはテーピングの偽装だ。ヘッドライトは、チェッカーの下に位置する、小さな四角いランプだ。
高くアーチを描く特徴的なルーフは、フロントドア前方にスペースを生み出し、フロントクォーターに小さな三角窓が追加された。オールドファンには残念だが、当時の換気窓と違って、開かないようだ。
リアクォーターウィンドウはカモフラージュに隠されているものの、サイドウィンドウの見えている部分の輪郭から想像すると、ガラスはハッチまで延びているように見える。もし量産仕様で実現できれば、車内は驚くほど明るくなるはずだ。
ドア下部の大きなグレーの樹脂クラッディングは、新型車がSUVクロスオーバーであることを示唆しており、最低地上高は従来の乗用車よりも高そう。
リアハッチはスポイラーの高さで上下に分割されているように見えるが、これは視覚的な分割だ。スポイラーとLEDテールランプとの間の面は、ガラスで覆われて、リアハッチはパンパー上から開くはず。ここも初代A2と似た処理だ。
アウディ最小となる電気自動車のA2 e-tronは、フォルクスワーゲングループの他の小型車と同様に「MEB Entry」プラットフォームをベースに構築される。前輪駆動とクワトロ四輪駆動、最大400psの電気モーターを1基または2基搭載、そして急速充電で航続500kmを実現するバッテリーを搭載すると予想できる。
元祖A2は、欧州では1999年から2005年まで販売された。日本市場へは、ガソリンエンジン+AT仕様がなかった(ディーゼルエンジン車には5速ティプトロニックがあった)ため、正規導入は見送られた。はたしてA2 e-tronは日本で販売されるのか、注目だ。












