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トヨタのピックアップトラック『タコマ』、上位グレードはハイブリッド専用に…米2026年モデル

  • 《photo by Toyota》
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トヨタ自動車の米国部門は、ミッドサイズピックアップトラック『タコマ』の2026年モデルを発表した。

20年以上にわたり米国で最も売れているミッドサイズピックアップとしての地位を維持する同モデルに、新たな改良が加えられた。

今回のアップデートでは、TRDオフロード、TRDスポーツ、TRDプレランナーの各グレードにブラックのフロントロゴを採用。TRDオフロードのi-FORCEプレミアムパッケージには、18インチTRDホイールと32インチのグッドイヤー オールテレーンタイヤの組み合わせが設定された。

カラーラインナップには新色のヘリテージブルーが追加され、TRDプロ専用色としてウェーブメーカーが設定された。また、SRエクストラキャブモデルにはトウヒッチが標準装備となり、多用途性が向上している。

パワートレインは2種類を用意。i-FORCE MAXハイブリッドシステムは326hpのパワー、465lb-ftのトルクを発揮し、8速オートマチックトランスミッションと組み合わされる。EPA推定複合燃費は23MPGとなっている。標準のi-FORCE 2.4リットルターボエンジンは最高278hpのパワー、317lb-ftのトルクを発生し、高速道路でのEPA推定燃費は26MPGを達成した。一部のi-FORCEモデルには、レブマッチングとストール回避機能付きの6速マニュアルトランスミッションも選択可能だ。

オフロード性能を追求するトレイルハンターグレードは、i-FORCE MAXハイブリッド専用となる。5フィートまたは6フィートの荷台が選択でき、オールドマンエミュー製2.5インチ鍛造モノチューブショックアブソーバー(リアにピギーバックリザーバー付き)、ローマウントハイエアインテーク、18インチブロンズカラーホイールに装着された33インチグッドイヤー ラギッドテレーンタイヤを装備する。エクステリアにはRIGIDインダストリーズ製カラー選択式LEDフォグランプと、LEDライトバー内蔵のブロンズカラー「TOYOTA」グリルが採用された。

バハレース inspired のTRDプロもi-FORCE MAX専用で、アイソダイナミック パフォーマンス フロントシートを採用。革新的なエアオーバーオイルショックアブソーバーシステムにより、荒れた路面での車体の動きを抑制し、頭部と首を安定させる。TRDチューンのFOX QS3アジャスタブルショック(リアにピギーバックリザーバー付き)、TRDパフォーマンスエアインテーク、ブラック18インチアロイホイールに装着された33インチグッドイヤータイヤを装備し、ツートーンペイントオプションも用意される。

ドライブトレインは2WD、パートタイム4WD、フルタイム4WDから選択可能。ほとんどのi-FORCE MAXモデルには4WDが標準装備され、リミテッドグレードには電子制御ロッキングセンターデフ付きフルタイム4WDが採用される。アダプティブ バリアブル サスペンションは全てのリミテッドモデルに標準装備となり、あらゆる路面で洗練された乗り心地を提供する。

2026年モデルのタコマは年内にトヨタディーラーに到着予定で、メーカー希望小売価格は3万2145ドル(約500万円)から。ウェーブメーカーカラーのTRDプロは2026年3月にディーラーに到着する見込みだ。