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かつての「ハイラックスサーフ」、トヨタ『4ランナー』に米2026年型…ハイブリッド中心に9グレード展開
トヨタ自動車は、SUV『4ランナー』の2026年モデルを米国で発表した。日本では、かつて『ハイラックスサーフ』として販売されていたモデルだ。
第6世代4ランナーの2年目となる同モデルは、9つのグレードを展開する。現地ベース価格は4万1570ドル(約645万円)からとなる。
2026年モデルの4ランナーは、2.4リットルターボチャージャー付きi-FORCEエンジンと、i-FORCE MAXハイブリッドパワートレインの2種類を設定する。
i-FORCE 2.4リットルターボは最高出力278hp、最大トルク317lb-ftを発揮し、高速道路での燃費はEPA推定で26MPGを達成。一方、i-FORCE MAXハイブリッドは最高出力326hp、最大トルク465lb-ftを発揮し、高速道路燃費はEPA推定24MPGとなっている。
9つのグレードは、SR5、TRDスポーツ、TRDスポーツプレミアム、TRDオフロード、TRDオフロードプレミアム、リミテッド、プラチナ、TRDプロ、トレイルハンターで構成される。
トレイルハンターは、オーバーランディング向けに開発された最上位グレード。i-FORCE MAXを専用搭載し、オールドマンエミュー製2.5インチショックアブソーバー、車載エアコンプレッサー、ローマウント吸気システム、18インチブロンズ仕上げホイールに装着された33インチトーヨータイヤ、リジッドインダストリーズ製カラー選択式LEDフォグランプ、ARB製ルーフラック、LEDライトバー内蔵のブロンズ「TOYOTA」ヘリテージグリルなどを装備する。
TRDプロもi-FORCE MAX専用モデルで、TRDチューンのフォックス製QS3調整式ショックアブソーバー(リアはリモートリザーバー付き)、TRDパフォーマンスエアインテーク、18インチブラックアロイホイールに装着された33インチトーヨータイヤなどを装備。QS3テクノロジーにより、地形に合わせて圧縮減衰を手動調整できる。インテリアはブラックまたはコックピットレッドを用意し、テクニカルカモ柄のインサートを配した加熱・換気機能付きソフテックスシートを採用する。
プラチナグレードは、リミテッドの上位に位置するプレミアムラグジュアリー仕様。ブラックの専用エクステリアアクセント、プレミアムレザーシート、加熱機能付き2列目アウトボードシート、標準装備のトーテックパッケージ、ヘッドアップディスプレイ、自動雨滴感知ワイパーなどを装備する。
4ランナーは2輪駆動、パートタイム4輪駆動、フルタイム4輪駆動の構成で提供される。全てのi-FORCE MAXモデルには4輪駆動が標準装備され、オンロードとオフロードの両方に対応。リミテッドとプラチナには、トラクション向上のための電子制御ロッキングセンターデフ付きフルタイム4輪駆動が装備される。












