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農業用自律走行AIロボット「Adam」、初回生産分が完売…輝翠が大量生産を準備

  • 《写真提供 輝翠》

輝翠は11月12日、2025年4月に正式販売を開始したオフロード型自律走行AIロボット「Adam(アダム)」の初回生産分が完売したと発表した。

Adamは果樹園向けに開発され、重労働である収穫物や肥料、農業資材の運搬作業を担うことで、農作業の負担軽減と効率化を図るロボットである。

2025年4月の販売開始以来、全国の農業法人や果樹生産者から多くの反響を得て、初回生産分はすべて完売した。

日本国内だけでなく、労働力不足が深刻化するヨーロッパ、オーストラリア、東南アジアなど海外からもAdamへの関心が高まっている。

輝翠はこれらの世界的なニーズを踏まえ、大量生産体制の整備を進めるとともに販路拡大に注力している。

現在、次回生産に向けて、千葉県柏市の製造拠点で準備を進めている。