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伝説の超高級「ホルヒ」復活か? 噂のアウディ『Q9』を初スクープ!

  • 《photo by APOLLO NEWS SERVICE》
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アウディは、『Q9ホルヒ』によって、ラグジュアリーSUVの新たなリーグへの参入を準備している。その目標は、メルセデス・マイバッハ『GLS』のようなモデルと真っ向から競い合い、市場のトップに君臨することだ。

「ホルヒ」という名称は、そのエクスクルーシブさとプレステージ性を強調するために意図的に選ばれた。ホルヒはドイツで最初の高級車ブランドのひとつで、アウトウニオンに合併され、アウトウニオンが現在のアウディになる。

次期アウディQ9の目撃情報はこれが初めてではないが、写真のプロトタイプは最上位モデルのホルヒエディションと思われる。このフラッグシップモデルは、中国専売『A8 L ホルヒ』が築き上げた道をたどり、メルセデス・マイバッハGLSと直接競合し、アウディのラグジュアリーを体現する存在になると予想される。単発の特別仕様のグレード名ではなくサブカテゴリーとして展開されるのだ。

ニュルブルクリンクで捉えたQ9ホルヒの初期プロトタイプは、圧倒的な存在感を放っていた。現行の『Q7』よりも大幅に大型化されたボディと、力強い垂直のスラットを備えたシングルフレームグリルは、ホルヒ伝統のデザインを彷彿とさせる。リアは、特徴的なデザイン要素を備えた新しいスタイルのテールゲートを示唆している。量産仕様では、リアピラーにクロームパーツと“Horch”エンブレムが追加されるなど、更なる変更が予想される。

インテリアは、ナッパレザーなどの最高級素材、広々とした後部座席スペース、そして繭にような包み込まれる空間が期待される。

Q9は、アウディのプレミアム・プラットフォーム・コンバスション(PPC)をベースに構築されている。これは、従来の内燃機関とハイブリッドシステムの両方をサポートするモジュラーベースだ。現時点では、完全電気自動車版の発売は予定されておらず、内燃機関またはプラグインハイブリッド技術を採用した、高性能でラグジュアリー志向のモデルに注力している。

正確な数値はまだ確定していないが、噂によると、4.0リットルV8ツインターボエンジンが最上位オプションとなり、他の超高級SUVに匹敵するパフォーマンスが確保されるとのことだ。さらに、パフォーマンスと効率性のバランスをとるため、一部の市場ではV6ベースのプラグインハイブリッドモデルも提供される可能性があるという。

アウディは、自身の規模とポジショニングを踏まえ、Q9ホルヒのターゲット市場を、高級SUVの需要が高い市場、すなわち米国、中国、中東に定めている。正式デビューは2026年頃と予想されているが、地域ごとの発売時期は未定だ。

ホルヒの名を復活させることでアウディは、スタイル、クラフトマンシップ、そしてプレステージにおいて、他社とは一線を画すブランドとなる意志を示す。そしてメルセデス・マイバッハ、ベントレー、ロールスロイスといったライバルに真っ向から対抗する地位を確立するのだ。