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完全自動運転AIの開発最前線に迫る、12月1日にイベント開催…チューリング

  • 《写真提供 チューリング》

Turingは、12月1日18時30分より、ゲートシティホール大崎にて「Turing AI Day 2025」を開催すると発表した。

イベントでは同社の山本一成CEOが技術開発と事業展開における今後の戦略を発表し、開発責任者が最新の研究成果と開発方針を紹介する。

同社は完全自動運転技術の開発に注力しているスタートアップ企業だ。環境認識から経路計画、運転制御までを単一AIで行うE2E(End-to-End)自動運転AIと、人間社会の常識や背景、文脈の理解を備えた大規模基盤モデルを同時に開発する。これらを統合し、多様な条件下で車両が人間に代わり運転を行う完全自動運転を目指している。

イベントでは、E2E自動運転AIの開発状況に加え、強化学習を導入したモデルや、VLM(Vision-Language Model)をベースとした新たな自動運転モデル、次世代GPU計算基盤の構想など、最先端技術と今後の開発計画が披露される予定である。

プログラムには、山本一成CEOによる技術開発および事業戦略の説明、山口祐CTOによるAI開発概要紹介、E2E自動運転AIや強化学習モデル、VLAモデル、次期GPU基盤の開発状況が含まれる。質疑応答も行われる。

開催日時は12月1日18時30分から20時15分まで。会場は東京都品川区大崎のゲートシティホール大崎で、オンラインとオフラインのハイブリッド形式。参加費は無料だが、会場参加は抽選制となっている。参加申し込みは11月27日23時までに申し込みフォームから行う必要がある。抽選結果とオンライン視聴URLは11月28日にメールで案内される。

チューリングは2021年8月設立の日本発スタートアップ企業だ。