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マセラティのスーパーカー『MCPURA』、イタリア本国デビュー…トリノモーターショー2025

  • 《photo by maserati》
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マセラティは、トリノモーターショー2025において、スーパーカー『MCPURA』をイタリア初公開した。同車は、『MC20』の大幅改良モデルだ。

トリノモーターショー2025には50万人を超える来場者が訪れ、大きな成功を収めたという。

ピアッツェッタ・レアーレでは、モデナを拠点とするマセラティが最新作MCPURAの2つの魅力を披露した。クーペとカブリオレ(「チエロ」)の2タイプが用意され、100%メイド・イン・イタリーの純粋なエネルギーとパフォーマンスを体現している。

新型スーパーカーは、マセラティ・フオリセリエ・カスタマイゼーション・プログラムによって考案された洗練されたAI アクア レインボーボディカラーでデビューした。クーペはマット仕上げ、チエロはグロス仕上げとなっている。この独特な青色は太陽光の下でレインボー効果を発揮し、希少で高度に精製された顔料の使用により予想外で感動的な結果をもたらす。

ロイヤル・ガーデンのトリトン噴水前では、『メラク』、『ギブリSS』、『3500GT』、『MCXtrema』の4台のマセラティモデルが展示された。特に注目を集めたのは、クラシックで印象的な「ブル・エクストレマ」塗装を纏ったマセラティMCXtremaだった。

MCXtremaは公道走行不可のサーキット専用車で、最も要求の厳しいコレクターやジェントルマンドライバー向けに設計されている。わずか62台の限定生産で、ネットゥーノエンジン由来の3.0L ツインターボV6エンジンが740hpを発生する真の「猛獣」レースカーだ。

土曜日にはヴェナリア王宮からトリノのヴィットリオ・ヴェネト広場まで、スペルガ大聖堂を通るパレードも開催された。地元ディーラーのマセラティ・フォルツァ・トリノの顧客が『グラントゥーリズモ』やMC20などの代表的モデルを運転し、特別ゲストのクリスティーナ・キアボットが乗車した『グランカブリオ』も参加した。

トリノ・オートショーでのMCPURAの登場は、単なる新車発表を超えて、ブランドの大胆さとモデナとの不可分な絆を反映したエレガンスとパワーの宣言となった。