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レクサス『ES』新型にも「Fスポーツ」設定か…これが市販型デザインだ!
レクサスは、4月の「上海モーターショー2025」において、主力の4ドアセダン、『ES』新型をワールドプレミアした。日本市場には2026年春の導入が予定されている。そのESに、早くも「Fスポーツ」パッケージ追加が期待されている。
予想CGは、2026年型ESが、スポーティなFスポーツデザイン、低いスタンス、そしてアグレッシブなグリルを備え、レクサスの計画を示唆しているように見える。
第8世代レクサスESは、先代モデルから大きく進化し、よりシャープで現代的なエクステリアデザインを採用した。確かによりモダンな外観だが、SNSではそのデザインを批判する書き込みも目にする。このデザインがさらにスポーティに進化する可能性がある。
デジタルアーティストのTheottle氏から提供されたCGは、新型ESの魅力を余すところなく分析し、スポーティなエッジを効かせ、最新のレクサス『IS Fスポーツ』にインスパイアされたFスポーツ仕様をまとわせた。先代ESにはFスポーツが用意されていたため、レクサスが新型でも設定すると期待されるのは当然だろう。
Theottle氏は、フロントエンドを刷新し、標準装備の小さな下部フロントグリルを廃止、新型ISに見られるような、より大きく、よりアグレッシブなグリルを採用した。このグリルは少し大きすぎると感じるが、エッジの効いたバンパーパーツと相まって、セダンの外観をより印象的なものにしている。テールゲートに装備された大型ブラックリップスポイラーなど、新型IS Fスポーツから流用されたパーツも盛り込まれている。
レクサスでは、新型ESがハイブリッドと電気自動車(EV)の両方で発売されることを発表している。2026年型の、最高出力243psの2.5リットル4気筒ハイブリッドエンジンを搭載した「ES 350h」では、前輪駆動と四輪駆動の両方が用意され、四輪駆動バージョンで0-60mph(96km/h)を7.2秒で加速すると予測される。
いっぽうEVについては、2つの選択肢が予定されている。エントリーモデルは、最高出力221psのシングルモーターと77kWhのバッテリーを搭載した前輪駆動モデル「ES 350e」で、小さめの19インチホイールを装着し、航続は推定300マイル(483km)となっている。
より高いパフォーマンスを求めるドライバーには、最高出力338psを発揮するデュアルモーターと、やや小型の75kWhバッテリーパックを搭載した「ES 500e」が用意される。このバージョンは航続が350eより約50マイル短縮され、約250マイル(402km)となっている。
日本導入のタイミングで、はたしてFスポーツが発表されるか。