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メルセデスベンツ初の電動都市バス、『eIntouro』世界初公開へ…バスワールドヨーロッパ2025
ダイムラーバスは、10月3日にベルギーのブリュッセルで開幕する「バスワールドヨーロッパ2025」において、メルセデスベンツ初の電動都市バス『eIntouro』の量産仕様を世界初公開すると発表した。
eInturoは1つまたは2つのリン酸鉄リチウム(LFP)電池を搭載し、最大航続距離500kmを実現する。同社は2018年から電動市内バス『eCitaro』を量産しており、2023年からは航続距離延長用の水素燃料電池も用意している。
ダイムラーバスは2020年代末までに電動コーチをラインナップに加え、次のステップとして燃料電池コーチを投入する計画だ。同社は「インフラが整った適切なタイミングで適切な製品を提供する」としている。
10月9日まで開催されるバスワールドヨーロッパ2025では、eInturoに加えて新世代「NMC4」ニッケル・マンガン・コバルト電池を搭載したeCitaroなど、メルセデスベンツとセトラブランドから計11台の車両を展示する。このうち2台は試乗も可能だ。