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「遂に市販か」「早速乗れる機会が!」トヨタ『eパレット』発売にSNSでは期待の声
トヨタ自動車は9月15日、さまざまなモビリティサービスに活用できるバッテリーEV『e-Palette(eパレット)』の販売を開始した。メーカー希望販売価格は2900万円から。これに対しSNS上では「遂に市販か」など様々な声が上がっている。
eパレットは、広い室内空間や大型ウインドウガラスによる開放感を活かして、人々の移動手段にとどまらず移動する店舗やサービス空間など、一台のクルマを使ってさまざまなモビリティサービスに対応するよう設計している。
まずは「TOYOTA ARENA TOKYO」およびその周辺エリア、「Toyota Woven City」から導入し、輸送サービスでの活用や物品等を販売する移動型店舗など、さまざまな取り組みを進めていく。
今回発売したeパレットは運転の自動化レベル2相当の自動運転システムに対応可能な車両となる。2027年度にはレベル4に準拠した自動運転システム搭載車の市場導入を目指すべく、継続して機能実装している。
次世代の操縦感覚をもたらす「ステアバイワイヤシステム」を導入し、ステアリング操作量を軽減することで、運転手の負担を軽減。また、異形ステアリングを採用し、先進的なコックピットを実現している。
充電・給電機能では、急速充電、普通充電の両方に対応している。非常時の電源として、車両が停止した状態でも給電が可能となり、災害時にも活躍する。
当面はトヨタが直接注文を受け付ける。将来的にはトヨタ車両販売店を通じた販売への移行を予定している。
これに対しX(旧Twitter)上では「モーターショーなどでお馴染みのやつ」「CESから7年、遂に発売」「これ売るんか!?」など様々なイベントなどで実証実験が行われ、見た人も多いモデルだけに発売に対する大きな反応が見られた。
また、愛知県・JR東海バスが名古屋駅~STATION Ai間で行う実証実験に対しても「運行するの!撮ります撮ります」「早速乗れる機会が!」など期待する声も見られ、「レベル4」自動運転の早期実現を望む声も寄せられている。