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マツダ『CX-90』、3.3ターボSに「プレミアムスポーツ」新設定…米2026年型
マツダの米国部門は9月5日、3列シートの最上位SUV『CX-90』の2026年モデルを発表した。2026年モデルでは、アレクサ音声コマンドが標準装備となり、車内テクノロジーが向上した。また、顧客価値を高めるパッケージ変更と、新色ポリメタルグレーメタリックが追加された。
注目は「3.3ターボS」モデルに新設された「プレミアムスポーツ」グレードだ。ブラックアウトされた外装テーマが特徴で、ピアノブラックのハニカムメッシュフロントグリル、ブラッククロームのシグネチャーウイング、ブラック21インチホイールなどを装備する。
搭載エンジンは、マツダが開発した量産ガソリンエンジンで最も強力なe-スカイアクティブG 3.3L直列6気筒ターボ。推奨91オクタンプレミアム燃料使用時は最高出力340hp、最大トルク369lb-ftを発生する。レギュラー87オクタン使用時でも319hpを発揮し、EPA推定燃費は市街地23mpg、高速道路28mpg、総合25mpgを実現している。
全ての3.3ターボSモデルには、スポーツ、オフロード、トーイングモードを含むMi-ドライブモードが装備され、マツダ純正トーイングアクセサリー装着時の最大牽引能力は5000lbsに達する。
プレミアムスポーツは8人乗りレイアウトのほか、2列目キャプテンシートを選択した7人乗り仕様も用意される。標準装備には12.3インチフルセンターディスプレイ、Bose製12スピーカーオーディオシステム、パノラミックムーンルーフなどが含まれている。