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フィアット『グランデパンダ』、電動モデルのみで約360万円から…英国で受注開始
フィアットは9月1日、英国で新型『グランデパンダ』の受注を開始したと発表した。
フィアットによると、この独特なスタイリングを持つ新型車に対して異例の関心が寄せられているという。グランデパンダは9月4日から英国の販売店ショールームを回る全国規模の「プレビューツアー」を開始した。
グランデパンダは2025年に複数の権威ある賞を受賞している。オートカー誌の「ベストスモールカー」、オートエクスプレス誌の「スーパーミニ・オブ・ザ・イヤー」、エコカー誌の「最も待望される電動車」などを獲得した。
同車は完全電動とハイブリッドの2つのパワートレインを用意している。価格は1万8035ポンドから(約360万円)に設定されている。
完全電動版には再導入されたフィアットEグラントが適用され、車両価格から1500ポンドの割引を受けることができる。
フィアット英国のジュゼッペ・カヴァ マネージングディレクターは「グランデパンダの英国での受注開始を嬉しく思う。これまでの反応は素晴らしく、多くの賞を受賞したことを誇りに思う」とコメントした。
完全電動版は44kWhバッテリーと83kWモーター(113hp)を組み合わせ、WLTP航続距離は199マイルを実現する。ハイブリッド版は1.2リッター3気筒ターボエンジン(110hp)に48Vリチウムイオンバッテリーと6速デュアルクラッチ自動変速機を組み合わせる。
プレビューツアーは9月4日から10月11日まで英国全土のフィアット販売店で実施される。