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レクサス NX、電動モデルのラインナップを拡充…2026年型を米国発表

  • 《photo by Lexus》
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レクサスは8月29日、SUV『NX』の2026年モデルを米国で発表した。駆動方式とグレード構成を見直している。

最も注目すべき変更点は、NX 350hハイブリッドモデルに新たにFWD(前輪駆動)仕様を追加したことだ。これまでAWD(全輪駆動)のみの設定だったが、選択肢が広がることでより幅広い顧客層にアピールできる。FWD仕様は0-96km/h加速が8.2秒、EPA燃費は40mpgとなっている。

グレード構成では、F SPORTハンドリンググレードがハイブリッドモデルにも設定可能となり、全パワートレインで選択できるようになった。また、プラグインハイブリッドのNX 450h+にプレミアムグレードを新設し、より手頃な価格でPHEVを提供する。

PHEVモデルには実用性向上策として、レベル1・2両方の充電に対応するデュアル電圧充電ケーブルを全車に標準装備する。7kWオンボードチャージャー装備車では、理想的な条件下で約3時間でフル充電が可能だ。

外観では新色インフラレッドを全グレードに追加し、ウルトラホワイトも全ラインナップで選択可能となった。

パワートレインは3種類を用意する。NX 350は2.4Lターボエンジンで275hp、AWDのみの設定。NX 350hは2.5L エンジンとモーターの組み合わせで240hp、FWDとAWDを選択可能。NX 450h+はプラグインハイブリッドで電気のみで約60km走行でき、総合燃費は84MPGeを実現している。