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燃料電池車、国際会議初の公用車に…ヒョンデ『ネッソ』新型32台が起用

  • 《photo by Hyundai》
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ヒョンデは8月27日、韓国・釜山で開催された第16回クリーンエネルギー閣僚会議(CEM16)の公式車両に、燃料電池車の『ネッソ』新型32台が起用されたと発表した。

CEM16とAPECエネルギー閣僚会議の支援として、同グループは燃料電池車のネッソ新型32台を閣僚級関係者の公式輸送車両として提供した。これは国際的な大規模イベントで燃料電池電気自動車(FCEV)が公用車として使用された初の事例となる。

新型ネッソは5分の充電で最大700kmの走行が可能で、最大出力150kWの新型電気モーターを搭載している。

ヒョンデは、これまでもASEAN首脳会議、アジア開発銀行年次総会、2022年FIFAワールドカップ、G20バリ首脳会議など、国内外の主要国際イベントに環境に優しい車両を提供してきた。

ヒョンデモーターグループは会議期間中、2つのハイレベル対話に積極的に参加し、産業脱炭素化やエネルギー効率、将来のエネルギー源としての水素の役割について見解を共有した。韓国、米国、中国、日本、ブラジルを含む29の加盟国と、スイス、エジプト、トルコなど21の参加国の代表団、さらに国際エネルギー機関(IEA)や国連工業開発機関(UNIDO)、世界銀行などの国際機関代表と意見交換を行った。

「産業脱炭素化・エネルギー効率に関するハイレベル対話」では、国際協力を通じた低炭素産業の推進について議論した。同グループは、米国のNorCAL ZEROプロジェクトやHTWO Logisticsなどの海外事業、平沢港での水素運搬車や仁川国際空港でのモビリティ・産業プロジェクトなど国内の取り組みを紹介した。

「将来燃料に関するハイレベル対話」では、主要エネルギーキャリアとしての水素の推進と、インフラ・上流技術革新を通じたエコシステム強化に焦点を当てた。廃棄物から水素を生成する技術や電解ハブなど、生産効率向上と地域水素経済活性化を目指す上流技術を紹介し、水素認証・標準化フレームワークの必要性を強調している。