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ブラジルで人気のジープ『コマンダー』が改良、表情をリフレッシュ

  • 《photo by Jeep》
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ジープは、SUV『コマンダー』の改良新型をブラジルで発表した。同モデルは2021年の発売以来、ブラジル国内で7万台以上を販売し、7人乗りSUV市場でトップの地位を維持している。

改良新型コマンダーは、LEDシグネチャーを採用した新デザインのヘッドライトや、ジープの伝統的な7本スリットを強調した新フロントグリル、新バンパーを装備。リアには連続LED照明を採用した新テールライトを搭載し、より洗練された外観を実現した。全グレードに新デザインの専用ホイールを装備し、よりスポーティな印象を与える。

内装では、オーバーランドとブラックホーク グレードに360度カメラを新搭載。マニューバー時の安全性向上に加え、オフロード走行時の障害物確認にも活用できる。また、従来のシフトレバーに代わるロータリーシフターを、オーバーランド ターボディーゼルとブラックホーク ハリケーンに採用し、運転席の快適性を向上させた。

パワートレインは3種類を用意。最上位のハリケーン2.0Tエンジンは272hp、400Nmを発生し、0-100km/h加速を7秒で実現。ディーゼル仕様のマルチジェット2.2ターボディーゼルは200hp、450Nmを発生する。両エンジンとも9速オートマチックトランスミッションと4WDシステム「アクティブドライブロー」を組み合わせる。エントリーグレードには176hpのT270ターボフレックスエンジンを搭載し、6速オートマチックと2WDの組み合わせとなる。

安全装備では、全グレードにレベル2の運転支援システム「ADAS」を標準装備。衝突警告・自動ブレーキ、死角検知、車線変更警告、歩行者・自転車・バイク検知緊急ブレーキ、ドライバー疲労検知、速度標識認識、ハイビーム自動切替、アダプティブクルーズコントロール、ハンズオフ検知機能を含む。