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マクラーレンの新型ハイパーカー、インディ500優勝車に敬意の新塗装で登場…モントレーカーウィーク2025
マクラーレンは、14日に米カリフォルニアで開幕した「モントレーカーウィーク2025」のプライベートイベントにおいて、新型ル・マン・ハイパーカーの新塗装を初公開した。
この新リバリー(グラフィック)は、1974年のインディアナポリス500で優勝したマクラーレン「M16」にインスパイアされたデザインとなっているのが特徴。ボディカラーはマクラーレンオレンジに更新され、テキサス州旗の色にちなんだダークブルーのセンターストライプが配されている。
コックピットの屋根部分には、ドライバーのジョニー・ラザフォードが「ローン・スター・JR」として知られていたことから、テキサス州の一つ星が装飾された。
6月のル・マン24時間レースで初めて披露されたマクラーレン・ハイパーカーは、2027年のFIA世界耐久選手権(WEC)でデビューを予定している。マクラーレンは、モータースポーツのトリプルクラウンを単一シーズンで達成することを目指している。
プロジェクト・エンデュランスは、顧客に本格的なル・マン・ハイパーカーの所有機会を提供する限定プログラム。このプログラムには、マクラーレンのWEC参戦への舞台裏アクセス、主要チームスタッフやドライバーとの交流、世界的に有名なレースサーキットでの包括的なトラック走行プログラムが含まれている。
顧客は2年間のマクラーレン・カスタマー・トラック・プログラムを享受でき、世界最高峰のレースサーキットでの走行が可能となる。各オーナーにはレース専門家によるドライバーコーチング、専属のピットクルーとレースエンジニアのサポートが提供され、ハイパーカーをマスターしスポーツカーレースの頂点で限界に挑戦する道筋が用意されている。