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レクサス『LC』、ハイブリッド廃止で自然吸気V8のみに 米2026年モデル
レクサスは、最上級ラグジュアリークーペ『LC500』の2026年モデルを米国で発表した。米国ではハイブリッドを廃止し、自然吸気V8のみの設定となる。
パワートレインには5.0リットル自然吸気V8エンジンを搭載し、最高出力471hp、最大トルク398lb-ft(540Nm)を発生する。0-60mph加速は4.4秒を実現し、高速道路での燃費は24mpgと見積もられている。
トランスミッションには10速ダイレクトシフトオートマチックを組み合わせ、マグネシウム製パドルシフターで操作可能だ。この10速ATはV8エンジンの性能を引き出し、ドライバーとマシンのより直接的な結びつきを追求する。
2026年モデルでは新たに「インスピレーションシリーズ」を設定し、北米市場向けに200台限定で販売される。このパッケージには、『LC』初となるスモークマットグレーのボディカラーに、白と黒のインテリア、ブラックアウトされたエクステリアとカーボンファイバーが含まれる。
生産は愛知県豊田市にあるトヨタの元町工場で行われる。2026年モデルのLC500の価格は10万1700ドル(約1489万円)からで、今秋の発売が予定されている。
エクステリアカラーは8色を用意し、ウルトラソニックブルーマイカ2.0、キャビア、クラウドバーストグレー、イリジウム、ウルトラホワイト、インフラレッド、スモークマットグレー、ノリグリーンパールから選択できる。