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トヨタ『C-HR+』のスバル版、『アンチャーテッド』発表にゲームファンも反応? その理由は
スバルは17日、ニューヨークでスバル初の小型クロスオーバーEV『アンチャーテッド』を発表、2026年初頭に発売される予定だ。トヨタとスバルの共同開発による新世代EVの第3弾にあたり、トヨタ『C-HR+』のスバル版という位置付けだ。SNSでは「どの角度から見てもかっけぇな」「国内には入って来ないかなぁ?」など話題となっている。
車名の「アンチャーテッド」は、車両の能力と運転の楽しさを表現し、オーナーと乗客を次の冒険へと導くことを意味している。プレミアムFWD、スポーツ、GTの3つのトリムレベルで展開される。
最高338馬力を発生し、0-60mph加速は5秒未満、10%から80%までの急速充電は約30分で完了する。ほとんどのモデルでシンメトリカルAWDを標準装備し、1回の充電で300マイル(約482km)超の航続距離を実現する。
性能面では、前後アクスルに配置されたデュアル電気モーターから最高338馬力を発生し、レスポンシブなハンドリングとスバル専用チューニングサスペンションによってバランスを保つ。『ソルテラ』と比較して約7インチ(約17cm)短いが、2列目シート後方に25立方フィート以上の荷室容量を提供する。
74.7kWhの高容量リチウムイオンバッテリーを搭載し、全構成で優れた航続距離を実現する。スポーツとGTモデルには標準でシンメトリカルAWDとX-MODEを装備し、最大290マイル(約466km)の航続距離と338馬力を提供する。
手頃な価格と航続距離を重視する顧客向けには、エントリーレベルのプレミアムFWDモデルを限定モデルとして提供する。前輪駆動のみで300マイル超の航続距離と221馬力を低価格で実現する。
技術面では、14インチタッチスクリーンを標準装備し、ワイヤレスApple CarPlayとAndroid Autoに対応する。フロントセンターコンソールにはデュアルワイヤレススマートフォン充電器を標準装備し、後席乗客用のデュアルUSB-C充電器も備える。
最大150kWの充電速度に対応するNACS充電ポートを標準装備し、全国1万5000か所以上のテスラスーパーチャージャーステーションで便利で高速な充電が可能だ。寒冷地では、車載バッテリー予熱システムにより10%から80%まで約30分で充電できる。
安全装備では、EyeSightドライバー支援技術一式を搭載し、プリコリジョンブレーキ、フロントクロストラフィックアラート、ブラインドスポットモニター、車線逸脱警報、緊急停止支援、アダプティブクルーズコントロールなどを含む。
全トリムレベルで全天候パッケージを装備し、フロントシートヒーター、ヒーター付きドアミラー、ワイパーデアイサー、パワーリアゲート、室内アンビエント照明、ドライバーフォーカス注意散漫軽減システムを含む。
デザイン面では、クリーンでスポーティなラインを強調しながら、最大5人の乗客に対する効率的なパッケージングを維持している。フロントには2026年モデルのソルテラや『トレイルシーカー』と共通のスバルライティングシグネチャーを採用し、特徴的な耐候性ヘッドランプと6つ星イルミネーション付きロゴを装備する。
価格とより詳細な仕様は、2026年初頭の市場投入に近づいた時点で発表される予定となっている。
アンチャーテッドの発表にX(旧Twitter)上の日本のファンからも、「どの角度から見てもかっけぇな」「なかなかいいじゃない」「新しいスバルのEVもリーフもやや車高の高いクロスオーバーなのね」など反響を呼んでいる。
さらに「国内には入って来ないかなぁ?」「日本でも売るのだろうか?ソルテラよりコンパクトだから日本向きと思うけど」「日本でも発売されたら欲しいけど、いくらくらいするんだろう」など、日本での販売に期待する声も上がっていた。
また、車名の「アンチャーテッド」については有名ゲームシリーズと同名であることから、ゲームファンからは「なぜよりにもよってそんなゲームのタイトルみたいな名前を…」「アンチャーテッドって聞くとゲームしか出てこんけどなw」といったコメントも見られた。