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「これで400万円台なら…」EVの“本命”はスズキから?『eビターラ』SNSでの注目は実用性と価格
スズキは10日、年度内に日本で発売予定のスズキ初のBEV『eビターラ』を公開した。日本でも取り回しのしやすいサイズで、一充電あたりの航続距離は最大500km以上を実現。現段階では価格は未発表だが、ボディサイズやバッテリー容量などの概要が明らかになっている。SNSでは「日本にジャストサイズEVやな」「爆売れを確信しております」などの反響を呼んでいる。
eビターラは、インドのグジャラート工場で生産され、日本のほか、欧州やインドなど様々な国で販売されるグローバルモデルとなる。
デザインは「ハイテク&アドベンチャー」をコンセプトに、EVの先進感とSUVならではの冒険心あふれる力強さを表現。長いホイールベースと大径18インチタイヤにより、堂々とした佇まいとした。インテリアは、黒を基調にブラウンのインパネとドアガーニッシュを配置。メーターと一体化したディスプレイや、シフトダイヤルのあるコンソールをフローティングタイプとしたこと、ドアにアンビエントライトを採用し、先進性と高級感を高めた。
ボディサイズは全長4275mm×全幅1800mm×全高1640mm、ホイールベース2700mm。最小回転半径は5.2mと、日本でも取り回しのしやすいサイズ。2WDと4WDを用意し、4WDでは車体の前後に同型のモーター(eアクスル)を搭載することで力強い走りを実現。搭載するバッテリーは、49kWhと61kWhの2つの容量を用意する。一充電あたりの航続距離は、2WDの49kWhモデルが400km以上、同61kWhモデルが500km以上、4WDは61kWhモデルのみで450km以上と発表されている(WLTCモード計画値)。
また寒冷地での航続距離低下を抑えるため、空調と連動して制御することで消費電力を低減。外気温0度の環境下でもカタログ値に対し10~15%程度の悪化に抑えた。
X(旧Twitter)では、「実用的EVであることに感銘」「日本にジャストサイズEVやな」「爆売れを確信しております」「日本でEV乗るならeビターラ一択でいいかなと思う」「外内装のクオリティ高くて魅力的」などの声が上がっている。サイズ感や航続距離などの実用面、内外装の質感が高評価のようだ。
また、「乗り出しが500近いのかな…」「これで400万円台ならお買い得」など価格に対する期待の声も見られた。手の届く価格に設定されれば、国内EV市場における有力な選択肢として広く支持を集める可能性がある。