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フェラーリの新型スポーツ『アマルフィ』発表に「今の時代にピュアV8は貴重」の声、洗練されたデザインにも注目
フェラーリから新型モデル『アマルフィ』が発表された。『ローマ』の後継として生まれ変わりピュアV8を胸に秘め、まさに“フェラーリらしさ”を体現する一台だ。SNSでは「ローマも綺麗だったけど、さらに洗練された」「今の時代にピュアV8は貴重やな」など反響を呼んでいる。
アマルフィは、「ローマ」の単なるマイナーチェンジではなく、フロントと左右のガラス以外はすべて刷新され、フロントグリルやバンパーはエアロダイナミクスを最適化。リアの可変式スポイラーもデザインを損なわずに機能性を高めている。デザイン部門のトップであるフラビオ・マンゾーニ氏が語るように、「アマルフィを可能な限りピュアでシンプルなもの」にするため、不要な要素を排除し、機能に必要な最小限のラインを追求した結果だ。
アマルフィはフェラーリのラインナップにおいて、最も「スポーツカードライバー」向けのモデルと位置づけられる。これは、GTカーとは一線を画す「すべてのフェラーリはスポーツカーである」という彼らの哲学を体現している。
アマルフィの心臓部には、ローマから継承された3.9リットルV8ツインターボエンジンが搭載され、最高出力はローマを20馬力上回る640馬力を発揮し、純粋な内燃機関として駆動用バッテリーやモーターは搭載しない。再設計されたカムシャフトにより1.3kgの軽量化を実現。吸排気系の見直しで官能的なサウンドも磨きがかかっている。デリバリーは2026年第一四半期にヨーロッパから開始され、日本への導入もそう遠くないだろう。
X(旧Twitter)では、「雰囲気はローマと似てるけどよりシンプルだな」「ローマも綺麗だったけど、さらに洗練された」など、そのデザインに注目が集まっている。
さらに、「今の時代にピュアV8は貴重やな」「電動化ナシのV8ツインターボってだけで良い」など、今や希少となりつつある大排気量ピュアエンジンスポーツであることに対する評価のコメントも見られた。