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日産『キックス』新型は約425万円から、ブラジルで販売開始

  • 《photo by Nissan》
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日産自動車は、小型SUV『キックス』の新型の販売をブラジルで開始した。現地ベース価格は15万9990レアル(約425万円)からとなる。

新型キックスは、リオデジャネイロ州レゼンデにある日産の工場で生産される。同モデルはSUVセグメントの再定義を目指して開発された。

外観は力強くインパクトのあるデザインを採用。内装は広々とした機能的な空間を実現し、競合他社を上回る470リットルの荷室容量を確保した。

安全装備では、日産セーフティシールドと呼ばれる先進安全システムを標準装備。23の保護・快適装備と運転支援機能を搭載し、このセグメントでは独自の安全性能を提供する。

内装では最新技術を採用。メーターパネルには7インチ(センス・アドバンス仕様)または12.3インチ(エクスクルーシブ・プラチナ仕様)のディスプレイを配置。インフォテインメント用の画面と合わせ、最上級仕様では合計24.6インチの画面エリアを実現し、デジタルで洗練された室内環境を作り出している。

パワートレインには、1.0リットル直噴ターボエンジンを搭載。エタノール燃料使用時には125hpのパワー、22.4kgfmのトルクを発揮する。トランスミッションには湿式デュアルクラッチ(DCT)を組み合わせ、このセグメント初となるe-シフター(ボタン式セレクター)で操作する。D、R、N、Pの各ボタンを押すだけで変速が可能だ。全仕様にパドルシフトも標準装備している。

新型キックスとターボエンジンの開発は、日産がブラジルに投資している28億レアルの一部として実現した。同社は今後、ブラジルで生産するもう1台のSUVの投入も予定している。