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スズキ『ディザイア』新型、インド初の安全性「5つ星」セダンに

  • 《photo by Suzuki》
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マルチスズキの小型セダン『ディザイア』新型が、バーラト新車アセスメントプログラム(バーラトNCAP)において、5つ星評価を獲得し、インド初の5つ星評価セダンとなった。

ガドカリ道路交通・高速道路大臣から認定証が授与された式典で、同社は年内に販売する全乗用車に6エアバッグを標準装備すると発表した。現在、ディザイアをはじめ、『アルトK10』、『セレリオ』、『ワゴンR』、『イーコ』、『スイフト』、『ブレッツァ』、『グランドビターラ』、『ジムニー』、『インビクト』の10モデルで6エアバッグを標準装備している。

ガドカリ大臣は「メイド・イン・インディアの大衆車が厳格な安全基準で優秀な評価を得たことを誇りに思う」と述べ、マルチスズキの取り組みを評価した。

竹内寿志社長兼CEOは「エントリーモデルのアルトK10からプレミアムSUVまで幅広いラインナップで6エアバッグを装備している」と説明し、年内に全モデル全グレードで6エアバッグ標準装備を完了すると表明した。

新型ディザイアと新世代バレーノは、スズキの第5世代ハーテクトプラットフォームを採用。6エアバッグ、ESP(横滑り防止装置)、ヒルホールドアシスト、360度ビューカメラなど先進安全装備を搭載している。

マルチスズキは規制要件を上回り、全18モデルにESPを標準装備しており、これは業界最多となっている。バーラトNCAPでは新型ディザイアが5つ星、新世代バレーノが4つ星を獲得した。