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スズキ『グランドビターラ』32か月で販売30万台達成…インド中型SUVで最速

  • 《photo by Suzuki》
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スズキのインド子会社のマルチスズキは、『グランドビターラ』の累計販売台数が30万台を突破したと発表した。インドの中型SUVセグメントにおいて、32か月という記録的な短期間でこの節目を達成。これは同セグメントでの最速記録となる。

グランドビターラは2024年度のインド新車市場おいて、ストロングハイブリッド車が前年同期比43%の成長を記録し、全体の売上をけん引した。

マルチスズキのマーケティング・販売担当上級執行役員のパルト・バナジー氏は、「30万人のグランドビターラファミリーに感謝している。グランドビターラは中型SUV市場におけるマルチスズキの地位強化の原動力となっており、短期間でのこの記録達成は業界の新たなベンチマークとなる」と述べた。

2025年モデルのグランドビターラは、パノラマサンルーフを含む多様なオプションを用意している。ゼータとアルファの各グレードで、オプション仕様のゼータ(O)、アルファ(O)、ゼータ+(O)、アルファ+(O)が選択可能だ。

安全面では、全グレードに6つのエアバッグ、全席3点式ELRシートベルト、ISOFIX チャイルドシート固定システムを標準装備している。さらに電子安定制御システム(ESP)やヒルホールドアシスト、前後ディスクブレーキなどの先進安全機能も搭載されている。