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三菱『エクリプス クロス』次期型、これが市販デザインだ! 日本版はどうなる!?

  • 《Nikita Chuicko/KOLESA RU/APOLLO》
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  • 《photo by Mitsubishi Motors》
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  • 《写真提供 三菱自動車》
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  • 《photo by Renault》

三菱自動車は5月に、クロスオーバーSUVが『エクリプス クロス』次期型のティザーイメージを公開した。2017年にグローバル戦略車として登場して以来、初のフルモデルチェンジとなるエクリプス クロス。その市販デザインをプレビューしたいと思う。

コンパクトSUVの三菱エクリプス クロスは、2017年にグローバル戦略車として登場、日本では翌2018年から販売されている。9月に登場する次期エクリプス クロスは、「欧州市場向けに開発された」専用モデルとされており、日本向けとは異なるモデルと説明されている。ルノーによって欧州で生産され、ルノーとプラットフォームを共有するBEV(バッテリー駆動フル電動車)として登場し、ヨーロッパで拡大する両ブランドのコラボレーションの次のステップとなるようだ。

現行エクリプス クロスは、2020年秋にスタイリングを一新しているが、すでに三菱自動車は全く異なる製法で製造される全く新しいエクリプス クロスを準備しているのだ。ルノー日産三菱アライアンスに基づき、三菱自動車の新型は、すべてルノー車をベースに利用したモデルとなる。

エクリプス クロス次期型は、2023年秋に初公開されたルノー『セニックE-TECH』をベースとする。フロントエンドは完全新設計され、新しいヘッドライトには、横縞模様のLEDサイドライトのオリジナルグラフィックが採用される見込み。テールライトにも同様のサイドライトパターンを採用、形状は維持される。足回りには新デザインのホイールを履く。

メカニズムの特徴としては、フロントアクスルに1基の電気モーターを搭載し、最高出力170psと218psの2種類の出力オプションが用意され、航続はそれぞれ424kmと614kmとなるだろう。

キャビン内には、ファミリーに最適な、広々とした空間と多用途に使えるセットアップが期待できる。2列5座席構成で、容量545Lのトランクを備えて、Google内蔵インフォテインメントと高度な運転支援システム(ADAS)も搭載される模様。

ここで気になるのは、日本と北米におけるエクリプス クロス後継の行方だ。この欧州向けBEVがそのまま日本市場でも発売されるのか、日本向けにはデザインが変更されて発売されるのか、判明するまでもう少し時間がかかりそうだ。