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輸入SUVトップのハイブリッド燃費! ルノー『キャプチャー』が内外装一新、389万円から
ルノー・ジャポンは、6月12日から改良新型ルノー『キャプチャー』の販売を全国のルノー正規販売店で開始する。価格は389万円から。改良新型はエレガントでテクノロジー感あふれるフロントマスクやスポーツシックな上質インテリアを採用し、機能と装備が大きく向上している。
キャプチャーは2013年に欧州で販売開始されたBセグメントのコンパクトSUVで、2014年と2020年に欧州コンパクトSUV販売台数トップに。これまでに世界で200万台以上を販売している。
今回のマイナーチェンジでは新しい外観デザインの採用に加え、フルハイブリッドE-TECHとマイルドハイブリッドの2種類のハイブリッドパワートレーンをラインアップ。さらに運転支援システムも充実させた。
フロントマスクは多面的なグリルと高く水平なボンネットにより、エレガントでテクノロジー感覚を強調。燃費性能は輸入車SUVでNo.1となる23.3km/リットル(WLTCモード)を達成したフルハイブリッドE-TECHと、力強い走りと低燃費を両立したマイルドハイブリッドを搭載する。運転支援システムには新たにエマージェンシーレーンキープアシスト、ブラインドスポットインターベンション、ドアオープニングアラートが追加され、安全性が向上した。
インテリアはスポーツシックで上質な仕上がり。新グレード「エスプリ アルピーヌ」は、アルピーヌロゴ入りのバイオスキン&ファブリックシートやブルーのステッチ入りシートベルトなどを採用した。センターコンソールには10.4インチ縦型タッチスクリーンを装備し、CarPlayやAndroid Autoのワイヤレス接続に対応する。リアシートは最大16cmスライド可能で、ニースペースは22cmとクラストップレベルの広さを確保。ラゲッジ容量はマイルドハイブリッドが536リットル、フルハイブリッドE-TECHが440リットルだ。
フルハイブリッドE-TECHはルノー独自開発のシステムで、1.6リットル自然吸気エンジンと2つのモーター、電子制御ドッグクラッチマルチモードATを組み合わせる。発進時はモーターのみで駆動し、加速や巡行時にはエンジンとモーターを最適に連携させる。燃費は23.3km/リットル(WLTCモード)で輸入車SUVトップの性能を誇る。
マイルドハイブリッドは158psの直列4気筒ターボエンジンと補助モーター、12Vリチウムイオンバッテリーを搭載。高速走行や登坂路での力強い走りを実現しつつ、減速時のエネルギー回生で燃費を向上させる。燃費は17.4km/リットル(WLTCモード)とした。
安全装備も充実しており、アダプティブクルーズコントロール(ストップ&ゴー機能付)、レーンセンタリングアシスト、アクティブエマージェンシーブレーキ(歩行者・自転車検知機能付)、セーフティディスタンスワーニングなどを標準装備。新たにブラインドスポットインターベンションやエマージェンシーレーンキープアシスト、ドアオープニングアラートを追加し、運転の安全性を高めている。
グレードは「エスプリ アルピーヌ」(フルハイブリッドE-TECH、マイルドハイブリッド)と「テクノ」(マイルドハイブリッド)の2種類。価格はエスプリ アルピーヌの「フルハイブリッドE-TECH」が454万9000円、「マイルドハイブリッド」が409万円、「テクノ」が389万円(それぞれ税込)となっている。