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トヨタ『JPN TAXI』が一部改良、航続距離アップ、安全性能を大幅強化

  • 《写真提供 トヨタ自動車》
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トヨタ自動車は2日、タクシー専用車両『JPN TAXI』(ジャパンタクシー)の一部改良モデルを発売した。今回の改良では、LPGタンクの容量拡大のほか顧客の声を反映してタクシー用車両としての機能を向上させた。

主な変更点として、LPGタンクの容量を従来の52リットルから58リットルに拡大し、航続距離を延伸した。また、メーターの意匠を変更して視認性を向上させ、外部給電アタッチメントを全グレードにメーカーオプション設定した。

快適性の面では、天井サーキュレーターの吹き出し口のフィンを可動式に変更し、利用者自身で調整できるようにした。

安全面では、「Toyota Safety Sense」の機能を大幅に強化した。プリクラッシュセーフティの検知範囲を拡張し、従来の昼間の歩行者に加えて、夜間の歩行者、昼夜の自転車運転者、昼間の自動二輪車にも対応。さらに交差点での右折時の対向直進車両や、右左折時の横断歩行者・自転車運転者、交差点進入時の車両および自動二輪車も検知対象に追加した。

新たに緊急時操舵支援機能と低速時加速抑制機能も搭載し、急な操舵による車線逸脱の抑制や、低速走行時の急加速を抑制して衝突回避をサポートする。

安全装備では、従来の車線逸脱警報に車線逸脱抑制機能を追加したレーンディパーチャーアラート(LDA)を装備。ヘルプネットとeケアを標準化し、上級グレードにはブラインドスポットモニターをメーカーオプション設定している。

価格は標準グレードの「和」が345万5100円、上級グレードの「匠」が368万0600円。