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スズキの新型SUV『フロンクス』、インドネシアでも生産開始

  • 《写真提供 スズキ》
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スズキのインドネシア子会社のスズキ・インドモービル・モーター社(SIM)は、コンパクトSUV『フロンクス』をインドネシアで生産することを発表した。グローバルでヒット車種となっているフロンクス、日本ではインドで生産された車両が2024年10月より販売されている。

フロンクスは「扱いやすいクーペスタイルSUV」をコンセプトに開発された。力強さ・上質さ・洗練さを合わせ持つデザイン、取り回しの良さと快適な室内空間、スムーズかつスポーティな走りを実現する高い走行性能、毎日の安心・安全をサポートする最新の安全機能を兼ね備えた、新ジャンルのコンパクトSUVだ。

この車種はインドのマルチ・スズキ・インディア社で生産を開始し、現在はインド、中南米、アフリカ、日本など70以上の国と地域で販売されている。インドネシアで販売するフロンクスはSIMのチカラン工場で生産され、インドネシアがインドに次いで2か国目の生産国となる。

SIMは、インドネシアにフロンクスを投入することで、拡大傾向にあるインドネシアの2列シートSUVカテゴリーにおいて、多様な選択肢を顧客に提供していく。インドネシア国内では年間2万4000台の販売を計画しており、今後はASEAN各国などへも輸出する予定だ。