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『マツダ6e』英国発表で日本への“右ハンドル車”投入にも期待ふくらむ
マツダは、新型EVセダンの『マツダ6e』を2026年に英国市場に導入すると発表した。この発表を受けて、SNSでは国内導入を求める声が再燃している。
マツダ6eは、マツダの「人馬一体」の運転哲学を電動モビリティの時代へと移行させる新たな一歩となる。車とドライバーの間のシームレスな繋がりを電気自動車の時代に継承するもので、正確なハンドリング、直感的な反応、自然な制御感覚を実現するよう開発された。
ベースとなっているのは長安汽車と共同開発された『EZ-6』で、2024年4月の北京モーターショーで初公開されるや日本でも話題となった。その後、欧州をはじめとした世界戦略車としてマツダ6eの名で展開することが発表されていた。
マツダ6eはドライバー中心のコックピットレイアウトと人間工学に基づいて設計されたシートにより、長距離走行でも明瞭さ、快適さ、制御性を確保しているという。258psまたは245psの2種類の電動パワートレインを用意し、どちらも320Nmのトルクを発生させ、滑らかな加速と反応の良い後輪駆動性能を実現する。
広島(日本)とオーバーアーゼル(ドイツ)のマツダエンジニアによって、ヨーロッパの顧客の期待に応えるようチューニング。ステアリング、サスペンション、ペダルの調整が精密に行われ、調和のとれた安心感のある運転感覚を生み出す。後輪駆動、マルチリンク式リアサスペンション、バランスの取れた50:50の重量配分により、自信を持ったハンドリングと直接的なフィードバックを可能にしている。
ノーマル、スポーツ、インディビジュアルの3つの走行モードを採用し、ドライバーが自分のスタイルに合わせて運転体験をカスタマイズできるようになっている。
X(旧Twitter)では、「今すぐとは言わないから日本で売ってくれないかな。」「右ハンドルで日本にも入ってくるのでは?」と国内導入に期待する声が多数集まっている。
また「マツダ6eカッコイイ!」「やはりマツダのセダンは美しい」といったコメントが見られ、マツダらしい魅力に惹かれたファンが多い印象だ。
他にも、「日本を含む海外に積極展開すれば、日系メーカーの中でBEVシフト率1位になることは難しくない」といった意見も見られた。今回のように新型EVモデルの導入地域を拡充させているマツダに、期待の声が集まっている。