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レクサスの自然吸気V8エンジン搭載『IS 500』、最終章「アルティメット エディション」北米で発表
レクサスは、スポーツセダン『IS 500』に北米で「Ultimate Edition(アルティメット エディション)」を設定し、今秋500台限定で発売すると発表した。
この限定モデルは、市場に残る数少ない自然吸気V8エンジンを搭載した高級車を祝福する限定車だ。『IS 500 F SPORT Performance』グレードをベースに、さらなる存在感と性能を加えている。
パワートレインには5.0リットル2UR-GSE V8エンジンを搭載し、8速スポーツダイレクトシフト(SPDS)オートマチックトランスミッションと組み合わされている。後輪に472hpのパワーと395lb-ft(約536Nm)のトルクを伝達する。
外観では、ブレンボ製の6ピストンアルミキャリパーと高摩擦ブレーキパッド、380mmの大型ベンチレーテッドディスクブレーキを装備し、優れた制動力とフェード耐性を実現。ブレーキキャリパーは専用の赤色仕上げで、車両の高性能さとスポーティなスタイルを強調している。
さらに、BBS製の19インチ鍛造アルミホイールを装着し、軽量化と剛性向上を図っている。ホイールには特別なマットブラック仕上げが施され、車両のアスレチックなスタンスをさらに強調している。Ultimate Editionでは、新たなFスポーツ専用ボディカラー「ウィンド」も用意される。このメタリックライトグレーの仕上げは、俊敏性と動きの感覚を伝え、ダイナミックな走行体験の特性を表現したという。
室内では、サーキットレッドとブラックのカラーテーマを採用し、シートはヌラックスとウルトラスエードの組み合わせでトリムされている。『LFA』にインスパイアされたステアリングホイールとシフトノブは、ディンプルテクスチャーの本革で仕上げられている。赤いシートベルト、シリアル番号入りのバッジなど、インテリア全体に細部までこだわりを追求した。
価格は発売時に公開される。