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DS、新型プレミアムコンパクト『N°4』発表…3つの電動パワートレインを設定

  • 《photo by DS》
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DSオートモビルは、プレミアムコンパクトハッチバック市場に向けた新モデル『N°4』(ナンバーフォー)を欧州で発表した。ハイブリッド(HEV)、プラグインハイブリッド(PHEV)、100%電気自動車(BEV)の3つのパワートレインをラインアップする。

この新モデルはフランスの卓越した技術と創造性を体現し、最先端のテクノロジーを搭載するとしており、全長4.40m、全幅1.87m、全高1.47mのボディサイズで、ダイナミックさとエレガンスを兼ね備えたユニークなプロポーションを実現。

N°4の外観デザインは流動的かつ緊張感のあるプロファイルを持ち、筋肉質なラインによって独特の佇まいを表現。フラッシュフィットのドアハンドルは成形されたサイドパネルと完璧に調和し、デザインの純粋さを強調している。また、ブラックのフローティングルーフは、ダイナミックなプロポーションを強調する。

BEVの「N°4 E-TENSE」は、WLTPの複合サイクルで450kmの航続距離と213hp、343Nmのトルクを組み合わせた高性能を実現。58.3kWhの正味容量を持つバッテリーを搭載し、ニッケル豊富な化学組成を取り入れることでエネルギー効率を最適化している。急速充電では、約30分で20%から80%まで充電でき、11分で100kmの航続距離を回復できる。

新世代のPHEV「N°4 プラグインハイブリッド」は、全電動モードで最大81kmの走行が可能で、これは従来モデルと比較して30%向上しているという。180hpのターボチャージャー付き4気筒ガソリンエンジンと125hpの電気モーターを組み合わせ、合計出力225hp、360Nmのトルクを発揮する。0-100km/h加速は7.1秒と、前世代モデルより0.3秒速い。

HEVの「N°4 ハイブリッド」は145hpを発揮し、1.2リットルターボチャージャー付き3気筒ガソリンエンジンと21kW(28hp)の電気モーターを組み合わせる。都市部での使用では、交通状況や運転スタイルによって最大50%の時間を電気のみで走行可能だ。

インテリアでは、ドライバーの前に新しい10.25インチの高解像度デジタルインストルメントクラスターが設置され、DS エクステンデッド・ヘッドアップディスプレイと共に優れた視認性と安心感を提供する。ダッシュボードの中央にはDS IRIS SYSTEMを搭載する10インチのスクリーンを備える。