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三菱『エクリプスクロス』次期型、初のEVを欧州投入へ
三菱自動車は、SUV『エクリプス クロス』次期型に、欧州でEVを設定すると発表した。ティザー写真が公開されている。
欧州市場での販売は2025年末から開始される予定。この次期エクリプス クロスは、ミツビシが2010年以来、欧州市場に投入する初の完全電気自動車となる。当時は、大量生産された世界初の純電気自動車『i-MiEV(アイミーブ)』を販売していた。
次期モデルは、欧州における三菱自動車のモデルラインナップ拡大に向けた重要な戦略的一歩となる。同社は従来型の低燃費内燃機関から、ハイブリッド、プラグインハイブリッド、そして完全電気自動車まで、最新の先進運転支援システム(ADAS)、インフォテインメント、駆動技術を搭載したモデルの展開に注力している。
次期エクリプス クロスは広々とした多目的な室内空間と先進技術を備え、現代の家族のニーズに応えつつ、未来志向の設計となっている。デザインはドイツ・フランクフルト近郊のミツビシモーターズヨーロッパデザインセンターが主導し、特徴的な「ダイナミックシールド」フロントデザインの次世代バージョンを採用する。
このモデルは2種類のバッテリーオプションが用意され、長い電動走行距離を実現する。また、最新のADASシステムとGoogleビルトインを搭載した最先端インフォテインメントシステムを備え、日常の通勤から週末の長距離ドライブまで、家族全員の安全性と快適性を確保する。
なお、次期エクリプス クロスはフランスのドゥエーで生産される予定だ。