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ドアも屋根もない超小型EV! シトロエン『アミ・バギー』発表

  • 《photo by Citroen》
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シトロエンは、超小型のシティコミューターEV『アミ』に、新グレードの「アミ・バギー」を欧州で設定すると発表した。ドアと屋根のないオープンエアデザインが特徴で、既存モデルのアミをベースに、より冒険的でアウトドア志向の強いレジャー市場をターゲットにした新モデルだ。

ドアがなく屋根もないオープンエアデザインによって、乗員は自然との一体感や開放感を最大限に味わうことができる。ドアの代わりに蝶番付きの黒い金属フープが取り付けられ、外界との接触感を強調。天候や季節に関わらず使用できるよう、ジッパー付きのドアカバーがアクセサリーとして用意されており、使用しない時は簡単に巻き上げて収納できる。サンルーフはソフトトップで保護されており、風を感じながらのドライブが楽しめる。

デザイン面では、リアに黒色のスポイラーを装備し、スポーティな印象を加えている。14インチのスチールホイールは金色の仕上げで、シェブロンマークが施された黒いホイールセンターが特徴だ。ロゴは新たに黄色の色調が採用されている。

また「Palmeira」という爽やかな黄色のバージョンも用意。内装には3つのカラーストレージボックス、バッグフック、フロアマット、ドアネット、スマートフォンホルダーなどが含まれる。外装には後部クォーターウィンドウとホイールアーチ用のステッカーセットが付属する。

さらに、「Andy」と呼ばれる小さなロボットのフィギュアがダッシュボードに置けるマスコットとして用意されており、道路のリズムに合わせて頭を揺らしながら移動を共にする。

1回の充電で75kmの走行が可能で、標準的な家庭用コンセントから4時間で充電が完了する。環境に優しいだけでなく、新しいレジャー体験を提供する次世代モビリティだ。