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いすゞのピックアップトラック『D-MAX』新型が究極のオフロード仕様に

  • 《photo by ISUZU》
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いすゞ自動車は、極限仕様ピックアップトラックの最新モデル『D-MAX Arctic Trucks AT35』を英国商用車ショーで発表した。

今年初めに公開された新型『D-MAX』をベースに開発されたAT35は、堅牢なオフロード性能、商用車としての能力、現代的な洗練さを妥協なく融合させている。

極限環境に対応する車両エンジニアリングで世界的に知られるArctic Trucksとの共同開発により、新型AT35は高い能力、快適性、安全性を求めるドライバーのニーズに応えるべく新設計された。

新型D-MAX Arctic Trucks AT35は、予測不能な状況や過酷な地形に直面するユーザーのために設計された本格的なオフロード車としての伝統を継承している。30年以上の開発実績を持つArctic Trucks AT35は、目的に合わせて作られたピックアップトラックの究極の表現といえる。

商用車としての地位を維持しながら、1トン超の積載量と3.5トンの牽引能力を提供し、さらに向上したオフロード性能を実現している。1.9リットルターボディーゼルエンジンを搭載し、360Nmのトルクを発生させることで、オンロードとオフロードの両方の条件下で優れた走行性能とコントロール性を提供する。

新たに標準装備された「ラフテレインモード」は、雪、泥、濡れた草などの低摩擦路面でのグリップとトラクションをインテリジェントに強化する。いすゞの信頼性の高い走行中切り替え可能な4WDシステムとリア・ディファレンシャルロックと組み合わせることで、AT35は最も危険なルートも容易に走破できる装備を備えている。

新モデルは、これまで以上に高く、幅広く、目的に合った姿で、独特で攻撃的なスタイルを持つ。カスタムArctic Trucks Bilsteinサスペンションにより地上高が向上し、アプローチ角35度、ブレークオーバー角34度、ランプ角22度を実現し、轍のある道、岩の多い道、凸凹した地面を軽々と走破する。

35インチの全地形対応タイヤが安定した堂々とした姿勢を提供し、大幅に張り出したホイールアーチ、AT35ブランドを施した頑丈な拡張プロファイルのサイドステップ、ルーフレールが機能性と視覚的インパクトの両方を高めている。サイドステップの新しい頑丈なゴム製トレッドは、車両への安全な乗り込みを提供すると同時に、モデルの頑強な魅力に貢献している。

また、ルーフレール、リアマルチファンクションレシーバー、ワイヤレス充電パッドを標準装備し、アドベンチャーと専門的な使用の両方に適していることを強調している。