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DS、新型フラッグシップ『N°8』をフォーミュラE 東京E-Prixに展示、2025年秋以降発売
ステランティスジャパンは、DSオートモビルのフォーミュラEチーム「DS PENSKE」が、5月17日~18日に東京で開催される「ABB FIA フォーミュラE 世界選手権シーズン11(2024/25)」東京E-Prixに参戦すると発表した。さらにこの期間、新型フラッグシップモデル『N°8(ナンバーエイト)』を展示する。
DSは2015年からフォーミュラEに継続参戦。最先端のEVモータースポーツへの参加を通じて、市販車の技術開発を加速させながら、DSブランドの認知向上をめざしてきた。そして「回生ブレーキ」技術をはじめ、サーキットで培われた技術を盛り込んだ新型EVがN°8として2025年秋以降に日本に投入される。
N°8は、「DS AERO SPORT LOUNGEコンセプト」から着想を得た100%電気のフラッグシップSUV。空気抵抗係数(Cd値)0.24の優れた空力性能により、WLTPサイクルで航続距離691kmを実現。コックピットには、新しいX字型ステアリングホイールを装備するなど常識を打ち破るデザインを採用した。
東京E-PrixではN°8と、『DS 4 E-TENSE』が展示される。会場は東京ビッグサイト FAN VILLAGE ZONEで、入場は無料。会場で実施するアンケートに答えることでDSオリジナルグッズがプレゼントされる。
5月17日~18日のレースでは、フォーミュラE史上で唯一、二度のドライバーズチャンピオンを獲得したジャン=エリック・ベルニュと、マクシミリアン・ギュンターが最先端のマシン「Gen3 Evo」を操る。DSはこれまで126レースに参戦し、17勝を獲得、4つのチャンピオンシップタイトルをさらってきた。2月に行なわれた第3戦ではマクシミリアン・ギュンターが初勝利を収めており、東京での活躍にも期待がかかる。