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BMW 1シリーズ 最強のFFホットハッチ、「M135i」のマスクが完全露出

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BMW『1シリーズ』次期型に設定される高性能モデル、『M135i』市販型プロトタイプがドイツ・ニュルブルクリンクで高速テストを開始した。

捉えた開発車両は、メッシュのキドニーグリル、新デイタイムランニングライトを備えるフルLEDヘッドライト、フロントスプリッター、シャープにつり上がる大型のコーナーエアインテークの形状まで露出している。またリアエンドでは、ディフューザーに統合されたツインエキゾーストパイプ、L字に点灯するテールライト、バンパーサイドにはエアアウトレットなどアグレッシブな姿が見てとれる。

パワートレインは、2.0リットル直列4気筒ツインターボ・ガソリンエンジンを搭載し、最高出力は306psが予想されている。

プレミアムFRハッチバックとしてBMWらしいスポーツ性能が売りだった1シリーズだが、新型ではFFになることが決定しており、一部ファンが落胆しているとも伝えられる。しかしBMWでは、「かなりダイナミックな内部空間を提供しつつ、コンパクトクラス最高レベルのドライビングを可能にする」としており、期待が高まる。

室内では、ブルーに光る、アンビエント照明システムを備えたファンキーなドアトリムを装備し、コンパクトモデルながらもゴージャス感がアップされている。またコックピットには、ワイドなインフォテインメントディスプレイ、その下にツインレジスター、スイッチ類を配置するほか、ギアシフターやiDriveコマンドダイヤルなど『3シリーズ』新型と酷似したレイアウトが確認できる。

1シリーズ次期型のワールドプレミアは、9月のフランクフルトモーターショーが有力だが、その前にオンラインデビューも予想される。「M135i」のデビューは、2020年3月のジュネーブモーターショーとなりそうだ。