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日産 エクストレイル に1.3リットルターボ、ダウンサイズで160馬力…欧州仕様に搭載

日産自動車の欧州部門は4月11日、『エクストレイル』(Nissan X-Trail)の欧州仕様車に新エンジンを搭載すると発表した。

エクストレイルの日本仕様には、2.0リットルガソリンと2.0リットルガソリン+モーターのハイブリッドを設定。「MR20DD」型2.0リットル直列4気筒ガソリンエンジンは、最大出力147ps/6000rpm、最大トルク21.1kgm/4400rpmを発生する。

これに対して、今回発表された欧州仕様には、ダウンサイズの直噴1.3リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンを新搭載する。最大出力は160ps/5500rpm、最大トルクは27.5kgm/1800rpm。日本向けの2.0リットルよりも排気量は約700cc少ないが、13ps、6.4kgm上回るパワーとトルクを獲得する。また、最大トルクは1800rpmという低回転域で引き出され、扱いやすさを追求した。

WLTPモード計測による燃費は、11.75km/リットル、CO2排出量は145g/kmと、環境性能は良好。トランスミッションは、新開発のデュアルクラッチを組み合わせている。