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メルセデス Eクラス セダン/SWにBSG+48Vシステム搭載モデルを追加

メルセデス・ベンツ日本は、『Eクラス(セダン/ステーションワゴン)』に、「BSG」と「48V電気システム」を採用した「E200アバンギャルド/E200 4MATICアバンギャルド」、高出力の新エンジンを搭載した「E300アバンギャルドスポーツ」を導入し、3月22日より注文受付を開始した。

E200アバンギャルドおよびE200 4MATICアバンギャルドは、新開発の1.5リットル直列4気筒ターボエンジン「M264」と「BSG(ベルトドリブン・スターター・ジェネレーター)」、「48Vボルト電気システム」などを採用。効率性、快適性、高性能化を同時に実現している。

M264エンジンは、ターボチャージャーにツインスクロールシステムを採用したほか、可変バルブタイミングを実現する「カムトロニック」も搭載。また、シリンダーウォールが底部に向けてやや広がる形に加工することで、ピストンが熱膨張した際の摩擦を低減する「コニックシェイプ加工」を採用し、単体で最高出力184ps、最大トルク280Nmを発生する。BSGと48V電気システムは、ベルトを介してクランクシャフトと接続する、スターターとジェネレーターを兼ねるモーターシステム。回生ブレーキなどで発電した電気を約1kWhのリチウムイオン電池に蓄電し、振動の少ないエンジン始動、滑らかで力強い加速、素早いギアシフトなど、必要に応じて最大トルク160Nmの動力補助を行い、燃費低減効果だけでなく、パワートレインの総合性能を引き上げる。

E300アバンギャルドスポーツは、排気量2.0リットルのM264エンジンを搭載。ツインスクロールターボチャージャーと可変バルブリフトシステム カムトロニックを採用し、従来のE250と比較して、最高出力は47psアップの258ps、最大トルクは20Nmアップの370Nmを発生。低回転から高回転まで伸びやかな加速を実現している。

価格はE200アバンギャルドが721万円、E200 4MATICアバンギャルドが744万円、E300アバンギャルドスポーツが855万円。ステーションワゴンはそれぞれ38万円高の759万円、782万円、893万円となる。なお、納車は6月以降を予定している。