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アウディの電動SUV『Q6 e-tron』に105mm長い「L」

  • 《写真撮影 宮崎壮人》
  • 《photo by Audi》
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  • 《写真撮影 宮崎壮人》
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アウディ(Audi)は4月25日、中国で開幕した北京モーターショー2024において、新型電動SUV『Q6L e-tron』を発表した。

Q6L e-tronは、印象的な走行性能と充電性能、優れた効率性、そしてグローバルモデル「Q6 e-tron」よりも長い航続を実現している。ホイールベースが105mm長くなり、より大きなバッテリーを搭載することが可能になった。これにより、CLTC基準で700km以上の航続が可能になる。

アウディは数十年にわたり、中国市場向けにホイールベースを延長した「L」モデルを製造してきた。今回、アウディはQ6 e-tronにLモデルを追加し、さらに多くのスペース、快適性、日常使用に適した機能を提供する。新しいインテリアデザイン哲学とともに、Q6L e-tronは市場での乗客に非常に豪華で広々とした空間を創出している。

Q6L e-tronは、アウディの特徴的なSUVデザインを体現し、e-tron特有のデザイン言語を一貫して進化させている。グローバルバージョンとは異なり、特に進化したアウディブランドのフロントエンドが、中国向けバージョンに独自のアクセントを設定している。

Q6L e-tronは、700kmを超える航続と優れた充電性能を誇る。12モジュールと192個のプリズマティックセルからなる新開発のリチウムイオンバッテリーは、総容量107kWhで、CLTC基準で700km以上の航続を実現する。800ボルト技術と最大270kWのDC充電能力により、短時間での充電が可能だ。適切な充電ステーションでは、10分で260kmの航続分を充電できる。充電状態(SoC)は25分以内に10%から80%まで上昇する。インテリジェントな熱管理は、高電圧バッテリーの高い充電性能と長寿命に貢献している。

Q6L e-tronは、システム出力255kWの後輪駆動バージョンと、345kWのクワトロ四輪駆動バージョンが用意される。後輪駆動バージョンは効率と航続に優れ、クワトロバージョンは優れたトラクションと走行ダイナミクスを実現している。