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アウディ Q7 と Q8、PHEVに改良新型…EVモードは85kmに拡大

  • 《photo by Audi》
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アウディは4月23日、最上位SUV『Q7』と最上位SUVクーペ『Q8』のプラグインハイブリッド車(PHEV)の改良新型を欧州で発表した。

改良新型のPHEVは、「55 TFSI e クワトロ」グレードを名乗る。直噴ガソリンターボエンジンを基本にした新世代のPHEVシステム、「TFSI e」は、直噴3.0リットルV型6気筒ガソリンターボ「TFSI」エンジン(最大出力340ps)に、モーター(最大出力177ps、最大トルク46.9kgm)を組み合わせた。

モーターは、8速「ティプトロニック」トランスミッションと一体設計された。エンジンとモーターを合わせたシステム全体で、394psのパワーと61.2kgmのトルクを引き出し、4輪を駆動する。強力なPHEVシステムは、0~100km/h加速5.7秒、最高速240km/h(リミッター作動)の性能を発揮する。

バッテリーは、蓄電容量25.9kWhのリチウムイオンで、トランクの床下に搭載される。EVモードでは、最大85km(WLTPサイクル)をゼロエミッション走行できる。EVモードの最高速は135km/hとした。