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BMW初のEVワゴン『i5ツーリング』、最強「M60」は601馬力ツインモーター搭載

  • 《photo by BMW》
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BMWは2月7日、ミドルクラスワゴン『5シリーズ・ツーリング』新型のEV『i5 ツーリング』の高性能グレード「M60 xDrive」を欧州で発表した。

◆0~100km/h加速3.9秒で最高速は230km/h
M60 xDriveでは、モーターの最大出力をフロントが261hp、リアが340hpとした。システム全体で、517hpのパワーと81.1kgmのトルクを引き出し、4輪を駆動する。「マイモード・スポーツ」を選択すると、パワーは601hpに強化される。MスポーツブーストまたはMローンチコントロール作動時には、システム全体のトルクは最大83.6kgmに引き上げられる。これにより、0~100km/h加速3.9秒、最高速230km/h(リミッター作動)の性能を可能にした。

コンパクト設計の高電圧バッテリーは蓄電容量が83.9kWhで、床下にレイアウトされた。1回の充電での航続は、最大506km(WLTPサイクル)に到達する。

「ハイウェイ・アシスタント」は、視線誘導によって先行車との距離を調整する。さらに、ステアリングの調整や車線変更を初めて行うなど、自動運転機能を新たな次元に引き上げている。Mスポーツブレーキを標準装備。フロントグリルやフロントバンパー、リアのディフューザーは、Mモデルらしい専用デザインとした。

◆「アダプティブMサスペンション・プロフェッショナル」を標準装備
アクティブ・ロール・コントロール機能を備えた電子制御スタビライザーを含む「アダプティブMサスペンション・プロフェッショナル」を標準装備する。ダイナミックな走行性能と快適な乗り心地とを極めて高い次元で両立することで、EVの特性を最大限に生かした新時代の「駆けぬける歓び」を実現しているという。

最新の「BMWバーティカル・ダイナミクス・マネジメント」を採用する。これにより、スポーツ性能の向上と、従来型5シリーズ・ツーリングから進化した乗り心地を両立することを目指す。

最新のBMWバーティカル・ダイナミクス・マネジメントは、第9世代になる。この技術は、新開発の広範囲にネットワーク化された制御ロジックに基づいており、車速、ステアリング角度、ヨーレート、加速度などのデータを考慮して、理想的な減衰力を追求する。新システムでは、数学的に必要な減衰力を計算するのではなく、現在の走行データを物理的に計算することを優先している。これにより、あらゆるドライビングシーンにおいて、明確なボディコントロールと正確なサスペンションレスポンスを追求している。

◆12.3インチと14.9インチの2つのディスプレイ
運転席は、先代モデルに比べてスイッチ類が大幅に削減された。「BMWカーブド・ディスプレイ」は、最新の12.3インチのインフォメーションディスプレイと14.9インチのコントロールディスプレイで構成されている。インストルメントパネル中央からドアトリムを立体的なクリスタル面が貫く「BMWインタラクション・バー」を用意した。ドライバーの好みの走行モードに応じて、室内の雰囲気を切り替えられる。ステアリングホイールも新設計され、下部セクションが平らになった。コントロールパネルとセンターコンソールのセレクターレバーには、操作時のフィードバックが追加されている。ステアリングホイールは、3本スポークのMレザー仕様だ。

新型はシート、ダッシュボード、ドアパネルの表面に加えて、ステアリングホイールを、地球環境に配慮し、植物を主原料とした持続可能な素材で仕上げた。この「ビーガン・インテリア」は、上質なレザーと同等の柔らかさと風合い、耐久性を実現しているという。新デザインのスポーツシートが標準装備された。

バッテリーは交流で充電でき、出力は標準で最大11kW、オプションで最大22kW。このバッテリーは、最大205kWの出力で急速充電が可能だ。バッテリーの予熱マネジメント機能は、急速充電ステーション使用時の効率を最適化する。「コネクテッド・ホーム・チャージング」は、太陽光発電と負荷に考慮し、コストに最適化した充電を行う。プラグ&チャージのマルチ契約機能にも対応している。