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スーパーカーポリス軍団に666馬力のランボルギーニ『ウルス』追加…ドバイ警察

  • 《photo by Lamborghini》
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ランボルギーニは1月15日、高性能SUV『ウルス・ペルフォルマンテ』(Lamborghini Urus Performante)が、中東ドバイ警察に配備された、と発表した。同警察の豪華なスーパーカーラインナップに加わった最新モデルだ。

カラーリングは、グリーンとホワイトの組み合わせで、ボンネットとサイドドアには警察のロゴがあしらわれた。リアスポイラーには、ブルーの360度LEDライトバーと電動サイレンを装着する。室内の助手席側には、装甲用の銃ボックスと折りたたみ式のメッセージディスプレイを装備した。トランク内にサービス用具を収納するコンパートメント、応急処置用の除細動器など、ドバイ警察向けにカスタマイズされている。

ウルス・ペルフォルマンテには、4.0リットルV型8気筒ガソリンツインターボエンジンを、強化して搭載する。最大出力は650hpから666hpへ、16hp引き上げられた。最大トルクは86.7kgmに据え置いている。ペダルレスポンスの向上、ブーストの立ち上がりや発進時のトラクション、ギアシフトタイミングの改善により、さらに高いパフォーマンスを発揮する。

新しいトルセンセンターデフにより、加速時の後輪に、より大きなトルクがかかるようになった。スポーツチタンエキゾーストシステムは、エンジンのサウンドをさらに高いレベルへと増幅させる。ウルス・ペルフォルマンテでは、0~100km/h 加速が3.6秒から3.3秒へ、0.3秒短縮。最高速は、305km/hから306km/hに、引き上げられている。

エアロダイナミクスの面では、新しいフロントエアカーテンやカーボンファイバー製サイドフィンを備えたリアスポイラーなどにより、効率を引き上げた。エアカーテンがフロントからサイドへの空気の流れを改善し、リアスポイラーがより大きなダウンフォースを発生させる。このデザインのアップデートにより、空力効率が10%向上し、ダウンフォースが38%増加した。さらに、フロントに設けられたエアアウトレットをダクト化し、エンジンルームの冷却効果を高めている。

ウルス・ペルフォルマンテでは、カーボンファイバー製の軽量部品を広範囲に採用したことにより、47kgの軽量化を果たした。カーボンファイバー製フロントフード、フルカーボンファイバー製ルーフ、ワイドなカーボンファイバー製ホイールアーチを装備した。ウルス・ペルフォルマンテは、同一クラスの車両の中で最も多くのカーボンファイバー製部品を採用。軽量のチタン製エキゾーストシステムも搭載している。