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ポルシェ 718ボクスター に6気筒モデルが復活…MTも設定へ

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コアなポルシェファンに朗報だ。ポルシェ『718ボクスター』のベースモデルに水平対向6気筒エンジンモデルが復活するという。開発車両がテストを行う様子をカメラが初めて捉えた。

2012年から2016年まで発売された3代目「ボクスター」(981型)には、2.7リットル水平対向6気筒エンジンが設定されていたが、現行モデルの4代目(982型)では、2.0リットルと2.5リットルの水平対向4気筒エンジンへ置き換えられている。ポルシェと言えば6気筒。4気筒のボクスターでは物足りないというコアファンの声も多数聞かれる。

最強モデルとして登場予定の『718ボクスタースパイダー』新型には、4.0リットル水平対向6気筒エンジンを搭載することが明らかになっているが、ベースモデルとしては久々となる。

今回捉えたプロトタイプは、先日スクープに成功した『718ケイマン』に設定される「ツーリング」とは異なり、『GTS』と『スパイダー』の間に設定される高性能モデル。エントリーモデルでは、リアナンバープレート下にデュアルエキゾーストパイプが並んで配置されているが、6気筒バージョンでは、間隔を開けディフューザーの間に装着されており、「GT4ツーリング」に似ていることがわかる。

718ボクスタースパイダーは最高出力425psを発揮すると予想されているが、この6気筒モデルでは、380psとなりそうだ。またPDKトランスミッションのほか、6速MTがオプションでセレクト可能だという。

ポルシェは、7月の「Goodwood Festival of Speed」で「718ケイマンGT」新型や「718ケイマン スパイダー」を発表すると見られているが、6気筒モデルは秋以降となるだろう。