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スズキ、スペーシア新型ベースの車いす移動車発売へ…安全装備が充実

スズキは、福祉車両ウィズシリーズに、『スペーシア』新型をベースとした車いす移動車を設定し、2WD車は12月22日、4WD車は2024年3月21日に発売する。

スペーシア 車いす移動車 新型は、ベースモデル同様、安全装備を充実。衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポートII」、「低速前進時ブレーキサポート」、「後退時ブレーキサポート」を全車に標準装備した。

デュアルセンサーブレーキサポートIIは、ミリ波レーダーと単眼カメラの組み合わせにより、検知対象を車両や歩行者、自転車、自動二輪車とし、交差点での検知にも対応。「低速前進時/後退時ブレーキサポートは、前後バンパーに内蔵した超音波センサーが前方・後方の障害物を検知し、衝突の可能性があると判断した場合に衝突被害軽減ブレーキを作動させる。その他、車線逸脱抑制機能や標識認識機能、SRSカーテンエアバッグなど、ベース車と同等の安全装備を採用した。

また、今回新たに4WD車を設定。さらに、テールゲート一体型スロープに前倒し機構を採用したほか、車いす乗員用の手すりを回転タイプとすることで利便性を高めた。その他、車椅子簡易固定装置をディーラーオプションとして設定。電動ウインチで車いすを引き上げるだけで車いすを固定でき、乗せ降ろしが容易となる。

価格は178万6000円から201万5000円。

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