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ポルシェ『911ターボ』を初代モチーフにカスタム…新プログラム:ゾンダーヴンシュ

  • 《photo by Porsche》
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ポルシェは11月28日、初代『911ターボ』を現代的に解釈した「911ターボ・ゾンダーヴンシュ」(Porsche 911 Turbo Sonderwunsch)を、中東ドバイで開幕した「ポルシェ・フェスティバル」で初公開した。

ゾンダーヴンシュとは、スペシャルリクエストを意味する。「ポルシェ・エクスクルーシブ・マヌファクトゥール」事業部が、2021年から開始した新たなカスタマイズプログラムの名称だ。このワンオフモデルは、ゾンダーヴンシュによるカスタマイズを紹介するとともに、『911』の 60周年を祝う一環として、ポルシェ・フェスティバルで発表された。

911ターボ・ゾンダーヴンシュは、初代911ターボがベースの「911 ターボ Nr.1」からインスピレーションを得た。911 ターボ Nr.1は、ポルシェを創業したフェルディナント・ポルシェの娘、ルイーゼ・ピエヒの70歳の誕生日に贈られたモデルだった。

911 ターボ Nr.1は、911 ターボの通常の量産モデルとは異なり、ナローシャシーの 『911 カレラ』ボディをベースにしていた。大型のターボリアウイングを装着。シルバーのボディカラーに赤いインテリアをコーディネートし、タータンチェック生地を組み合わせている。

911ターボ・ゾンダーヴンシュは、911 ターボ Nr.1同様、シルバーのボディカラーにサイドストライプを採用した。足元には、オリジナルの911ターボをモチーフにしたホイールを装着している。