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ボルボの電動ミニバン『EM90』、3列シートの6名乗りに 実車は11月12日発表予定

  • 《photo by Volvo Cars》
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ボルボカーズは11月1日、ワールドプレミアを11月12日に行う予定の新型電動ミニバン、ボルボ『EM90』(Volvo EM90)の新たなティザー写真を公開した。シートやパノラミックサンルーフを紹介している。

ボルボEM90は、ボルボカーズ初のフル電動のプレミアムMPVになる。EM90は、単なる移動のみならず、生活にゆとりをもたらすことを目指している。ボルボEM90のワールドプレミアは11月12日で、中国では同日から、予約受付を開始する計画だ。

EM90は3列シートの6名乗りだ。パーソナルなエンターテインメントとオプションがあり、アームレストや天然木表材に備え付けられているタッチスクリーンから操作できる。

2列目には、ラウンジシートがあり、マッサージ機能、ベンチレーション機能とシートヒーター、ビルトイン・テーブルやカップホルダーが備わる。また、2列目のラウンジシートには、高密度ダンピング層を含む7層構造で厚さ120mmを超える無重力クッションが採用された。スライド式リアドアとロングスライド式の2列目シートで、3列目へのアクセス性を追求する。

キャビン全体を覆うパノラミックサンルーフには、カーテンと複数のアンビエント照明により、スカンジナビアのムードを演出する。オーロラを再現した設定から、スウェーデンの森や夏至の夜明けを想起させるテーマまで、お好みのスカンジナビア体験を選択できる。

シフトレバーに使用されている「Orrefors」クリスタルをはじめ、ダッシュボード、ドア、前席背面のバックライト付きバーチウッドデコパネルなどは、スカンジナビアンデザインらしい部分。シート表皮やデコパターンは、スカンジナビアの自然とアジアのアートの両方からインスピレーションを得ている。例えば、シート表皮の模様は霧に包まれた山々をイメージしており、バックライトのウッドパネルは竹林から差し込む光線を映し出す、としている。