注目の自動車ニュース

スバル『BRZ』は6速MTが主流に

  • 《photo by SUBARU》
  • 《photo by SUBARU》
  • 《photo by SUBARU》
  • 《photo by SUBARU》
  • 《photo by SUBARU》
  • 《photo by SUBARU》
  • 《photo by SUBARU》
  • 《photo by SUBARU》
  • 《photo by SUBARU》
  • 《photo by SUBARU》

SUBARU(スバル)の米国部門は、2ドアスポーツカー『BRZ』の2024年モデルを2024年初頭、米国市場で発売する。現地ベース価格は、3万0195ドル(約450万円)と発表されている。

2024年モデルでは、ベース価格3万0195ドルの入門グレード、「プレミアム」が6速ATを廃止し、6速MTだけの設定になった。この6速MTは、クロスレシオとして、スポーティな走行に対応している。また、スバルのマニュアルトランスミッション車として初めて、先進運転支援システムの「アイサイト」が標準装備された。2024年モデルではMT全車に、アイサイトが標準装備されている。

直噴2.4リットル水平対向4気筒ガソリン自然吸気「D-4S」エンジンを搭載する。吸排気性能の強化とフリクション低減によって、トルクを15%向上させた。米国仕様の場合、最大出力228hp、最大トルク25.4kgmを引き出す。トルセンLSDを標準装備する。18インチアルミホイール装着車には、215/40R18サイズのミシュラン「パイロットスポーツ」タイヤを装備している。

トランスミッションは中位グレードの「リミテッド」に唯一、「ダイレクトコントロール」と呼ばれるパドルシフト付きの6速ATを設定した。AT搭載車では、SPORTモード時に、車両がスポーツ走行中と判断した場合、ドライバーの意思や操作に応じて、最適なシフト操作を自動的に行い、よりダイレクト感のあるコーナリングを可能にするという。

シンプルな水平基調のインストルメントパネルや低く設置したメーターバイザーにより、広い視界を確保した。7インチのTFT液晶パネルとセグメント液晶パネルを組み合わせたデジタルメーターを採用しており、必要な情報をわかりやすく表示する。左側のタコメーターの横には、プログラム可能なメーターを配置しており、電圧、水温、Gを表示できる。「トラックモード」を選択すると、タコメーターは円形からカラー表示の線形グラフに切り替わる。

Apple 「CarPlay」とグーグル「Android Auto」に対応した8インチ「SUBARU STARLINK」マルチメディアインフォテインメントシステムを採用する。スマートフォンのような直感的な使い勝手と操作感を可能にした。コネクティッドサービスの「SUBARU STARLINK Safety and Security」を採用する。Bluetoothハンズフリー電話接続とオーディオストリーミング、リアビジョンカメラ、「SiriusXM」を含む統合型センター情報ディスプレイを備えている。