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BMW最強の4ドア「M8グランクーペ」、最高出力は625psか!? AMG GTに対抗

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BMWのフラッグシップ・4ドアクーペ、『8シリーズ グランクーペ』に設定されるハードコアモデル、『M8 グランクーペ』市販型プロトタイプを、スクープサイトSpyder7のカメラが初めて捉えた。

BMWは2018年3月のジュネーブモーターショーにて、ベースとなる『コンセプトM8グランクーペ』を公開しているほか、11月には、2ドアの『M8クーペ』のプロトタイプを公式リークしている。しかし、4ドア版「M8グランクーペ」プロトタイプの存在が公になるのは初めてだ。

捉えた車両は、コンセプトモデルにはなかったドアノブを装着。大型ブレーキや、クワッドエキゾーストパイプを装備しているほか、サイドミラーも量産型へ改良されており、市販化へ大きく近づいている。しかしその反面、フロントバンパーコーナーの縦型エアインテーク、フロントフェンダー後部のエアアウトレット、リアバンパーのエアベントなどが消滅しており、市販型では控えめのエクステリアデザインが予想される。

だが、パフォーマンスの獣と呼ばれる心臓部には、4.4リットルV型8気筒エンジンを搭載。標準で「M xDrive AWD」システムを装備し、最高出力は最大625psとも噂される。ライバルには、最高出力639馬力を発揮するメルセデスAMG 『GT63 S』、最高出力550psを発揮するポルシェ『パナメーラ ターボ』、最高出力605psを発揮するアウディ『RS7 スポーツバック パフォーマンス』などが想定されている。

ワールドプレミアは、早ければ2019年末。あるいは2020年初頭と予想されている。