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二段式ヘッドライトが新しい!アウディの新エントリーSUVとなる次期型『Q3』を大予想

  • Sugar Design/APOLLO
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  • 《APOLLO NEWS SERVICE》
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アウディのコンパクト・クロスオーバーSUV『Q3』の次期型デザインを大予想。大胆に変わる次期型の姿とは。

Q3は昨年、欧州で10万台が販売、米国でも2万3000台が納車されており、販売面でアウディの最も重要なモデルの1台となっている。アウディは大型で収益性の高い車に注力する計画で、コンパクトハッチバック『A1』とコンパクトSUV『Q2』は現行型を最後に廃止されることが濃厚となっている。これはA3とQ3がアウディで最小かつ最も手頃な価格のエントリーモデルになることを意味している。

次期型では、VW『ティグアン』新型ともに「MQB Evo」プラットフォームに移行、ティグアン同様にボディが拡大されることが予想されている。これまでスクープしたプロトタイプ車両では、二段式のスプリットヘッドライトを採用した新たなフロントマスクを手に入れること、そしてよりSUVらしいシルエットとなることが判明していた。

今回は、そのプロトタイプから判明した形状、新たに手に入れた情報から次期型Q3の姿を予想する。CGを制作したのは海外自動車メディア「KOLESA RU」だ。

フロントエンドとリアエンドが一新され、よりモダンで洗練されたデザインとなる。フロントには、上段にLEDデイタイムランニングライトと方向指示器を、下段のバンパーにロービームとハイビームを配置した二段式のスプリットヘッドライトを初採用。電動SUVの『Q4 e-tron』にインスパイアされたものとなるだろう。

サイドを見ると、フロントフェンダーとリアフェンダーに水平のキャラクターラインが走っている。ドアパネルは下部にエッジが効いたプレスがあるものの、全体としてはスッキリと見せている。リアクォーターウィンドウが拡大したことでSUVらしい実用性の高さを想起させる。リアはくの字にデザインされたLEDテールライトを流行のストリップライトで結び、スポーティさを感じさせるスタイルとなる。

左側フロントフェンダーには充電口を装備する。1回の充電でEVモードのみで148km(92マイル)の走行が可能なプラグインハイブリッドだ。

次期型Q3のワールドプレミアは2024年と予想される。クプラ『テラマール』と平行して、ハンガリーにあるVWグループのジェール工場で生産される予定だ。