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EVでも迫力のワイドボディは健在!アウディの電動版『RS6』最新プロトタイプを目撃

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アウディの主力モデル『A6』ファミリーの頂点に立つ『RS6 e-tron』市販型の最新プロトタイプをスクープした。よりワイドに、力強く進化した様子が初めてくっきりと見えた。

同プロトタイプは7月にもキャッチしているが、いくつかの変更点がみられる。最大の注目は大きなホイールアーチ、より広いトレッドだろう。アウディのデザイン責任者、マルク・リヒテ氏は1月、「メルセデスやBMWの高性能EVはまだワイドボディを検討していないが、アウディは検討するだろう」と語っている。

実際、標準的なボディで見られた以前の車両に比べて、幅が広がり、より攻撃的な雰囲気が漂っている。また足まわりではフロントに8ピストンキャリパーを装着、前後にはクロスドリルブレーキローターが見てとれる。リアエンドのアグレッシブなディフューザーからもRSモデルであることは間違いないだろう。

カモフラージュで分かりにくいが、よく見るとルーフとトランクが接する部分に段差があるほか、突き出たデザインのクォーターパネルが初めて露出している。

RS6 e-tronを含むA6 e-tronは、アウディの新しい「PPE」(プレミアム・プラットフォーム・エレクトリックアーキテクチャ)を採用。最新情報では、最高出力816psを発揮するという。

アウディはこのRS6 e-tronを2024年に発表する予定だと発表しており、セダンが発売された後、ワゴンの「アバント」が続く予定だ。