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2人旅用のコンフォート軽キャン・オートスピリット「カンフィーⅢ」がイタリアンビンテージ風の外観に…名古屋キャンピングカーフェア2023オータム

  • 《写真撮影 家本浩太》
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オートスピリッツの「カンフィーⅢ」は「積む・遊ぶ・寝る」をコンセプトに快適性を追求した軽キャンピングカー。名古屋キャンピングカーフェアでは、イタリアンビンテージ風にエクステリアをチェンジし、来場者を驚かせた。

車名の由来は、心地よいを意味する英語の「comfortable」から。クルマ旅に必要な装備と収納スペースの確保にポイントを置いた設計となっている。

左サイドに電子レンジがピッタリ収まる棚を、右には化粧などの際に便利なミラーの付いた収納ボックスを設置。床下収納は高さがあり、一通りのキャンプ道具を格納できる。

オプションのシンクセットは専用の天板をセットすれば、ミニキッチンや小さな書斎としても活用可能。移動オフィスとして使えるよう、サブバッテリーシステムっや大容量の正弦波インバーターも用意している。

就寝スペースは最大180cm×115cmで大人2人が寝られる。オプションの全面カーテンセットを備えれば、光やプライバシーを気にせず、落ち着いて就寝できる。

さて、エクステリアについてだが、ベース車両のスズキ『エブリイ』とは打って変わって、1960年代のフィアット『ムルティプラ』を思わせるような雰囲気。これは、オートスピリッツの「プラット ムルティ 660」から転用したものだ。

プラット ムルティ660の場合、エクステリアだけでなく、シートやステアリング、サンバイザー、ルーフから細部にいたるまでインテリアの各所に、フェイスに合わせたカスタマイズを施し、おしゃれで可愛い雰囲気に仕上がるが、カンフィーⅢベースの場合は、機能性と個性を両立しつつ、リーズナブルなカスタムが叶う、というメリットがある。